お疲れHSPのセルフケア実験室 【人間関係編】

HSPと心のこと

「気を遣いすぎて疲れる…」そんなあなたへ。心地よい距離感を探す3つの実験

はじめに

こんにちは!Yasuragi Lifeのyusukeです。

今回のテーマは【お疲れHSPのセルフケア実験室 | 人間関係編】。

人と一緒にいるのは好きなのに、気づけばぐったりと疲れてしまう。

そんな経験HSPさんならきっと一度はありますよね。

僕自身も、人の気持ちを敏感に感じとってしまうタイプで、

相手の表情ひとつで「怒らせちゃったかな…」「嫌われたかも…」

なんて考えすぎてしまうことがよくあります。

でも最近、「人とのつながり方」や「自分の心の守り方」を少しずつ実験するように変えてみたんです。

すると、不思議と気持ちがラクになり、人との関係もやわらかくなっていきました。

この記事では、そんな”実験の中で見つけた3つのセルフケア”を紹介します。

同じように悩むHSPさんが、少しでも心穏やかに人と関われるヒントになりますように。

1.距離感を整える : つながりすぎない”余白”を作る

HSPさんは人の感情アンテナが非常に高感度。

そのせいで、相手の気持ちまで自分の心に取り込んでしまうんですよね。

特にLINEやSNSのやりとり。

「既読スルーは悪いかな」「返信悩む..でも返さないと申し訳ない」

って思って、結局疲れる。

そこで試したのがこの実験👇

『返したくない時は、返さない実験』

今思うと、ちょっとわがままですね(笑)

でもね、あなたの心を守るためにもこれでもいいんです。

最初の頃は、ちょっと罪悪感あったけど、結果は予想以上に快適。

相手も案外、何も気にしてなかったりする。

むしろ、自分が落ち着いている状態で返す方が言葉にも優しさが出る。

僕自身、LINEの返信をすぐに返さなきゃ!と思い以前までは基本即レスで返していたのですが、

だんだんと返信が億劫になってきて、返事が雑になってしまうことも..

急ぎでなければ5分、10分でも置いて返信すると、心にゆとりが生まれ、

より相手に寄り添った返信ができるようになりました。

(LINEやSNSだと、相手の表情などがわからないから、そこが難しく感じるんだよなぁ…)

少し距離をとっても、ちゃんと相手に寄り添うことはできる。

それを意識してから、心がずっとラクになりました。

👉アクションプラン

 ・ 連絡を返す前に「今、自分の心は落ち着いてる?」と確認する

 ・ ”優しい既読スルー”を許可する(返したい時に返せばOK)

 ・ SNSの通知をオフにして”人との間に静けさ”をつくる

2.ひとり時間で緩む : 静かな時間を自分に許そう

HSPさんは人と関わるだけで、無意識にたくさんの情報をキャッチするから心の容量がなくなりがち。

だからこそ、「誰とも会話しない時間」がエネルギーの充電タイムになります。

そこで次に試したのが👇

“ひとりだけの静かな時間”を週に一度つくる

たったこれだけ。

でもこれがかなり効くんです。

僕の場合は、森へ篭ってフルートを練習する時間だったり、家で読書やノートに思ったことを書き留める時間を取るようにしています。

自分がやっていて楽しいと思える時間を取るとリラックスや気分転換にも繋がります。

人と関わること自体は好き。だけど続くとしんどい。

心のライフゲージを回復するためにも、ひとり時間がとても大切です。

一旦、ひとり時間で一息ついて回復し、また人と関わっていく。

この繰り返しが「自分のリズム」になっていきます。

他人のテンポで動く日々から、少し離れる。

すると自然に、「また誰かに優しくしたい」と思えるようになります。

👉アクションプラン

 ・ 一日15分でも「音のない時間」をつくる (イヤホン、スマホもお休み)

 ・ カフェ、公園など、自分が落ち着ける”逃げ場”をリスト化しておく

 ・ 寝る前に「今日、自分をいたわる言葉」をひとつ書く

3.優しさの循環 : 自分にも優しく、受け取りも大事にする

HSPさんは「人に優しくしすぎて、自分が後回し」になりやすい。

でも、本当の優しさって”循環”している状態なんですよね。

以前の僕は、頼み事をされると断れなくて、

疲れているのに「いいよ」と笑って引き受けていました。

例えば、職場で急なシフト交代を頼まれたとき。

「ほんとは休みたかったけど、断るのは悪いかな…」とつい引き受けてしまう。

結局その日、心も体もクタクタになり帰宅して、

シャワーの途中でふと、「なんで自分ばっかり…」ってため息をついていました。

その瞬間に気づいたんです。

『相手を大切にしたいなら、自分を削らない優しさを選ぶ』ことが、

本当の思いやりなんだと。

そこからは「受け取る練習」を始めました。

ある日、友人が「最近、雰囲気変わったよね」って褒めてくれたとき、

いつもの癖で「いやいや、全然だよ」とか言いかけたけど、

深呼吸して、「ありがとう。そう言ってもらえると嬉しい」って返してみた。

その瞬間、相手もふっと笑顔になるんですよね。

どうやら”思いやりの反応”は確かに起こるようです。

自分を満たし、相手を想うと、ちゃんと優しさは循環していく。

それを体感したとき、僕の中の「人との距離の取り方」が少しずつ変わっていきました。

👉アクションプラン

 ・ 「今、自分をすり減らしていないか?」を1日1回チェックしてみる

 ・ 断る時は「ありがとう、でも今は厳しい」と感謝も一緒に添えてみる

 ・ 褒められたら「いえいえ」じゃなく「ありがとう」と受け取る練習を

まとめ : 無理に変わらなくていい、整えるだけでいい

人間関係のセルフケアは、”誰かを遠ざける”ことではなく、

自分を守りながら関わり方を整える実験。

繋がりすぎず、離れすぎず、

やさしい距離感で心地よくいられる関係を少しずつ育てていけばOK。

HSPの感受性は、疲れやすいけど、それ以上に”深く感じ取る力”があります。

その優しさがちゃんと巡るように、まずは自分を満たすところから始めていきましょう。

次はHSPの「環境との付き合い方編」

音、光、人混みなど、感覚的な疲れを和らげる

“環境セルフケア”を実践していきます。

次回もお楽しみに!

これまでのセルフケアは下のリンクから飛べます!👇

・お疲れHSPのセルフケア実験室【日常編】→記事へ

・お疲れHSPのセルフケア実験室 【感情編】→記事へ

次の記事はこちらから!👇

・お疲れHSPのセルフケア実験室【環境編】→次の記事へ

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