あの日、何気なくyoutubeを開いた瞬間、ふわりと耳に届いた音色に思わず手を止めた。
それはネイティブアメリカンフルートの音。
まるで風が草原を駆け抜けるような、柔らかくて自由な音色だった。
「一体なんだ、この音は…?」
僕は不思議そうに画面の前で首をかしげるが、心はなぜかぐっと惹かれていた。
普段はHSP気質でちょっとした刺激にも敏感な僕だけれど、その瞬間は妙に心が静かに、
そしてワクワクしていた。
なぜフルートに惹かれたのか
正直、僕は昔から楽器に触れること自体は好きだったけど、実際に演奏するとなるとハードルが
高く感じていた。
「リコーダーならまだしも、フルート?音出せる自信ないな…」
そんな気持ちが頭をよぎる。でも、ネイティブアメリカンフルートの音色は、ただの楽器の音じゃなかった。
・ 風みたいな自由さ : 音が体の中を通り抜ける感覚
・ 癒される安らぎ : 聞いているだけで肩の力が抜ける
・ ちょっとドキドキする感覚 : なぜか涙が出そうになる瞬間も
「これはただの楽器じゃない…!」
そう直感して、気づいたら検索して、気づいたら注文ボタンを押していた。
まさに一目惚れならぬ”一耳惚れ”であった。
ネイティブアメリカンフルートってなんぞや?
〜ここでちょっと解説〜
ネイティブアメリカンフルートは、北米先住民の文化で長く演奏されてきた縦笛タイプのフルート。
木でできていて、やさしい音色が特徴。
音程も柔らかく、初心者でも「音を楽しむ」感覚を味わいやすい。
僕が惹かれたのもこの温かみのある自然な音色。
普通のフルートとは違い、感情をそのまま音に乗せやすいのが魅力だ。
・ 材質 : 木(天然素材で音が柔らかい)
・ 音色 : 風のように軽やか、深呼吸のように落ち着く
・ 使用目的 : 瞑想、 癒し、 演奏、 自己表現
「初心者でも吹けるらしい」なんて情報を見つけたとき、心の中でガッツポーズしたのを覚えている(笑)
注文までの葛藤
でも正直、買うには少し迷った。
「本当に自分で本当に音が出せるのか?」
「海外にも持ち運びはできるのか..?」
迷いながらも、心の奥底では「やってみたい」という気持ちがくすぶっていた。
そこで小さな決め手となったのは、「やってみなきゃ何も始まらないじゃあないか」という自己ツッコミ。
「…まぁ、もし音が出なくても、ただのオブジェクトとして部屋に置いておけばいいか」と思い出すと、
不思議と気持ちが軽くなった。
初心者の方でも始めやすいように樹脂製の軽い素材のフルートもあり、そちらは比較的お財布にも優しい。
これから世界一周バックパック旅に出る予定なので、各国に気軽に持ち運べるよう今回は樹脂製のフルートをポチり👇

(樹脂製はこんな感じ。ちょっとリコーダーっぽいね?)
これから始まる音の旅
注文ボタンを押した瞬間、僕の心はすでに未来に飛んでいた。
「届いたら何を吹こうかな?」
「どんな音が出るんだろう?」
考えるだけでワクワクが止まらない。
これから始まるのは、一人の青年がネイティブアメリカンフルートとともに音を探求する旅。
失敗もあるだろうし、笑える瞬間もあるだろう。
でもそれも全部、僕にとっては大切な物語の一部だ。
あの日、心に風が吹き抜けた瞬間から、僕の中で何かが少しずつ動き始めた。
そして今、ついにその音を手にする準備が整った。
次回はいよいよ、フルートとの”初対面”。
どんな音が出るのか、どんな気持ちになるのか…
僕自身もまだ知らない、その第一歩を綴っていきたい。


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